小説『ぼくは彼女のふりをする』文庫版発売

昨年発売した小説『ぼくは彼女のふりをする』が文庫版として発売になります。

お手に取りやすい価格になったので御興味在れば是非。

→試し読みはこちらからご覧になれます。

→文庫版発売にあたって購入者特典SSを書き下ろしました。


●内容

”中学生の少年が少女のふりをする理由とは? 思春期の成長と葛藤を描いた、感動の青春ストーリー!”

中学二年生の少年にはとある秘密があった。それは、双子の姉「ひかり」の制服を着て、少女のふりをしているということ。

「ひかり」に好意を寄せる少年、立花。

少年の歪さを疑う養護教諭、真壁。

そして、「少年」を認識できない母親――。

姉のふりを続ける少年は、少年と少女の二つの生活を送るうちに、自分自身の在り方を問い始める。

「自分」とは何なのか。他人が認識する姿と本当の自分、どちらが正しいのか。

やがて、第二次性徴を迎えた少年は、少しずつ「少女」を続けることが難しくなっていき……。

思春期の繊細に揺れ動く心を描いた、新しい青春ストーリー!